建設業で外国人採用を今すぐ検討するべき3つの理由

建設業で外国人採用を今すぐ検討するべき3つの理由

建設業界では、求人への応募が低迷し、人材確保が困難な状況が続いています。
特に、働き盛りの30代、40代や、新たに建設業界でチャレンジする若者の雇用が難しく、社員の高齢化が進む一方。

 

この難局を打開するために、外国人採用の検討を希望する企業様からご相談をいただくケースが増加しています。

 

実際、建設業における外国人労働者数は2016年から右肩上がりで増加傾向にあり、2023年には約14万5千人に達しました。

 

一方で、IT化・ICT化を推進することで、人手不足を補い現場の運営を維持しようと取り組んでいる企業様もいらっしゃいます。しかし、様々な工夫を講じても人材は必要不可欠であり、新たな技術者となる労働力の確保ができていないという現状は、課題として残されています。

 

本コラムでは、このような人材不足のお悩みをお持ちの経営者様に、建設業における外国人雇用の実際と、採用を今すぐ検討するべき3つの理由をお伝えいたします。

 

理由① 外国人雇用が伸びているが、売り手市場への対応が必要
理由② 外国人材は学ぶ意識と労働意欲が旺盛
理由③ 社内の活性化が図れる

 

ぜひ参考にしていただき、御社でも早めの採用活動をご検討ください。

 

理由① 外国人雇用が伸びているが、売り手市場への対応が必要

外国人雇用が増加傾向にあることは、冒頭でも紹介しましたが、下記のデータをご覧ください。

 


データ出典:厚生労働省 「外国人雇用状況」の届出状況まとめ

 

建設業界における外国人労働者数は、過去7年間で約3.5倍に増加しています。
特にコロナ禍以降の増加は著しく、国内の人手不足に伴い、外国人労働力の雇用が急速に拡大していることがわかります。

 

外国人雇用に関する法律もめまぐるしく整備・見直しがされている最中で、技能実習制度の廃止と「育成就労制度」の新設が決定されました。この制度変更により、今まで以上に活発な外国人労働者の受け入れが予想されます。
貴社もこの流れに乗り、早期に優秀な人材を獲得することを強くお勧めいたします。

 

国内の若者の雇用が難しい企業でも、建設業で働きたい若者が多い新興国の外国人材なら、20代の若手人材を採用できます。体力的にハードな労働にも対応できる若い労働力は、高年齢化が進む日本の建設業界にとって無くてはならない存在です。

 

なぜなら、新興国の若者は、日本の若者と比べて肉体労働への抵抗感が少ないので活発な採用活動が期待できるからです。

 

ただし、一昔前は「外国人労働者=安い労働力」という考えから、外国人労働者を雇用する企業も存在しましたが、現在は売り手市場であることを忘れてはいけません。

 

優秀な人材を確保し、定着してもらうためには、給与や待遇を含め、ライバル社の動向にも配慮する必要があります。

 

日本人労働者と同様の待遇や、採用後のキャリアパス、スキルアップ支援制度を整備するといった考え方の企業様は、優秀な外国人材の獲得に成功されていますよ。

 

こちらの記事も合わせてご覧ください。
「外国人労働者の定着率UPには、面接で〇〇を伝えること」
https://aglobalharmony.info/gaikokujinsaiyou-teichakuritsu-career-path/

 

若手外国人人材を採用することで、現場の人出不足を解消し、安定した売上拡大を目指し成長を続けるための土台を築いてください!

 

理由② 外国人材は学ぶ意識と労働意欲が旺盛

若い外国人材は、新しい技術や知識を積極的に学ぶ意欲が高いという特長があります。学習意欲の高い彼らは、日本人の新卒の代わりを担う人材として活躍することが期待できます。

 

「建設業界で経験を積みたい」「日本の技術を学びたい」という意欲と向上心を持つ若い外国人材は、日本の建設業界にとって貴重な労働力です。
彼らは積極的に仕事に取り組んでくれるため、高齢化が進む建設業界を支える力となります。

 

また、外国人材は「日本で働いて稼ぎたい」「母国の家族に仕送りをしたい」など、明確な目的を持って来日しており、労働意欲が非常に高いことも特筆すべきことです。

 

さらに、責任感や規律意識も高く、チームワークを大切にする傾向があり、長時間労働や重労働をいとわず、本当にまじめに仕事に取り組んでくれます。

 

特に弊社が得意とするミャンマーや東南アジアの人材は、性格が明るくて素直な方が多く、現場でのコミュニケーションにも長けているのでおすすめです!

 

理由③ 社内の活性化が図れる

もともと人材不足解消のための外国人雇用と捉えていた企業様ですが、期待以上のすばらしさを実感してくださるケースもあります。それは外国人材の日本人と異なる発想や考え方、仕事へ取り組む姿勢が組織にとって大きな刺激となる点です。

 

実際に外国人雇用をした建設業の企業からは、次のような感想が出ています。
外国人労働者が働きやすい工夫をしている企業事例集 より

  • 異文化、異なる視点が、社内・社員の就労意識の向上にも役立った
  • ビジネスで扱える言語が増えることで新たな販路の拡大ができるようになった
  • 海外進出の足掛かりにもなると感じた
  • 社内は多様性が生まれ、日本語以外でのコミュニケーションもとれるようになった
  • メンター制度を導入したところ、外国人材のケアと同時にメンター側の人材育成や教育につながった
  • 育成システムの再構築のきっかけになっており、教えられることも多い
  • 日本に残ってキャリアアップを目指す人材も出てきて、技術者の育成に繋がっている

 

このように、外国人労働者の雇用は、建設業界の活性化や発展に大きく貢献する可能性を秘めています。従業員の高齢化、常態的な人材不足やグローバル化への対応など、様々な課題を抱える建設業界にとって、外国人労働者の雇用が有効な解決策の一つであることは間違いありません。

 

まとめ

外国人材を採用することは単に人材不足解消だけではなく、さまざまなメリットをもたらし、社内の活性化・若返りにも繋がります。

 

現状、建設業では多くの企業様が人材確保にお困りで、優秀な外国人材からどんどん採用されています。売り手市場になっているということを念頭に置いていただいた上で、早めの採用活動をご検討ください。

 

弊社には常時20,000人を超える外国人労働者が登録しており、貴社のご希望に沿った人材のご紹介が可能です。
ビザの取得や在留資格に関する知識など、外国人採用が初めての企業様は戸惑う手続きもありますが、弊社のスタッフが面接・採用までしっかりサポートさせていたただきます。ご不明な点はぜひお気軽にお問い合わせください。

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外国人採用が初めての企業様向けの資料となっていますので、ぜひダウンロードしてご活用ください。

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